MetaTrader4入門 MT4の使い方
Lesson 1 Meta Trader 4とは?
Meta Trader 4(メタトレーダー4)は、略してMT4と呼ばれています。
ロシアのMeta Quotes社が開発した高性能のトレーディングソフトです。
無料で利用することができ、
しかも高性能であることから世界中のトレーダーに支持されています。
海外では200社以上の証券会社が、正式なチャートシステムとしてMT4を採用して
います。
近年、日本の証券会社でもMT4の導入が進んでいます。
世界中のプロや優秀な個人トレーダーを支えているのが、このMT4なのです。
プロ仕様なので最低限の知識は必要になりますが、
直観的なインターフェースで使いやすく、日本語でもサポートされています。
そして、MT4は高性能でありながら非常に軽いソフトです。
上の図のように画面にたくさんのチャートを出しても、PCが重くなったりはしません。
高性能なチャートシステム
チャートは、ただ眺めているだけでは機能しません。
分析をしたり線を引いたりすることで、機能します。
その分析を助けてくれるツールが、テクニカル指標(インディケーター)です。
FXではこのテクニカルを使って、取引のタイミングを計ります。
テクニカルについてコチラで詳しく解説しています。
↓↓↓
通常のチャートシステムでも、テクニカル指標は装備されています。
ですが、基本的なテクニカルが数種類だけ装備されているだけで、
十分とは言えません。
MT4は、通常のチャートシステムを遥かに凌ぐ性能を持っています。
MT4は、テクニカル指標が充実しており種類も豊富です。
50種類を超すテクニカルの中から自分の好きなものをピックアップして、
自分だけのチャートを作ることができます。
もちろん組み合わせも自由です。
もし、あなたが既存のテクニカル指標に満足できなければ、自作することも可能です。
いやいや、そこまでの知識がないので ・・・( ´Д`)
大丈夫です。あなたが自作できなくても全く問題ありません。
世界中のユーザーが開発した数百以上のテクニカルを、簡単に自分のMT4に
組み込むことができます。
バックテスト機能
その他にも、MT4にはバックテスト機能が装備されています。
自分で組み合わせたテクニカルを基に売買ルールを決めます。
そのルールでトレードした場合、過去どれくらいのパフォーマンスがあったのかを
検証できる機能です。
これを使うことで、よりよい勝率を生んでくれる売買ルールを精査することが
できます。
自動売買機能
MT4には、更に驚きの機能が装備されています。それは自動売買機能です。
売買ルールを決めてプログラミングし、自動的に売買させるトレード手法です。
MT4では、EA(Expert Advisor)と呼ばれる自動売買システムを利用することが
できます。
このEAは世界中のユーザーによって開発されていて、
無料のものから有料のものまで様々なロジックで作られたものが公開されています。
これらのEAを自分のMT4に導入して、完全自動売買を行うことができます。
もちろんそれらのEAを導入したからといって、好成績をあげられるとは限りません。
バックテストを繰り返し、実際に機能するEAであれば導入するのもいいでしょう。
実際にEAによる自動売買で大きな利益をあげているトレーダーがいるのも事実です。
トレードの選択肢の一つとして、この自動売買も頭に入れておいてください。
Lesson 2 MT4を使うメリット
* 高性能チャートシステムが無料で使える
* プロも使用している(同じ土俵に立てる)
* 世界中で支持されている
* 日本語でサポートされている
* 非常に軽い
* テクニカル指標(インディケーター)が豊富
* チャートを自由にカスタマイズできる
* 世界中のユーザーが開発したテクニカル指標やEAを導入できる
* バックテスト機能を使ってロジックを検証できる
* 自動売買に対応
そしてもう一つ、大きなメリットがあります。
それは“証券会社を変更しても、チャート環境を変える必要がない”ということです。
FXの口座を提供している証券会社は、国内だけでも数多く存在しています。
それぞれの会社によって独自のチャートシステムが提供されていますが、
FX業者を変更するたびに、新しいチャートシステムを試したり覚えたりするのは
大変です。
チャートシステムを変えたせいでパフォーマンスが落ちることもあります。
どのFX会社を使っていても、その会社が提供しているチャートシステムを
使うのでなく、MT4をメインのチャートシステムとして使用する。
そうすれば証券会社を変えたとしても、
今までと同じ環境でトレードすることができます。
以上がMT4を使うメリットになります。
MT4の詳しい使い方は、コチラで解説しています♪
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2012年8月27日