FXをこれから始める方が、最初にやるべき11のステップ

FX入門ガイド

FXを始めてみたいけど、何からスタートしたらいいのか分からない・・・

そんな方のために、最初にやるべき11のステップをまとめてみました。

 ステップに沿っていけば、無駄な遠回りをしないで済みますよ♪

 FX初心者の方は、参考にしてくださいね。

 

ステップ1  まずは、FX書籍を1冊読もう!!

ステップ2  FX(外国為替取引)を学ぼう!!

ステップ3  FXに必要なPCやネット回線

ステップ4  レバレッジはFXの基本

ステップ5  デモトレードを始めてみよう!!

ステップ6  トレードスタイルを決めよう!!

ステップ7  トレード通貨ペアを決めよう!!

ステップ8  注文方法を学習しよう!!

ステップ9  テクニカルを覚えよう!!

ステップ10 Meta Trader4を導入しよう!!

ステップ11 口座開設してみよう!!

ステップ1 まずは、FX書籍を1冊読もう!!

 

いきなりですが、まずFX書籍を1冊読んでください。

何冊も読まなくてもいいですよ! 1冊で十分です。

FXの教科書のような書籍がいいでしょう。専門用語の解説や取引の基本などが

書かれているものを手に取ってください。

 

FXって、何か難しいイメージがあったりしませんか?

専門用語も訳分からないし、いったいどういう仕組みで動いているのかも

よく分からない。

 

大丈夫ですよ!

 

プロのディーラーでも、私の様な経験あるトレーダーでも、

最初は何も分かりませんでした。

一歩ずつステップを踏んできて今があります。

その最初の一歩が、FXの書籍を1冊読むことです。

 

購入しても、図書館で借りてもいいですが、必ずじっくり読んでください。

何事も基本が大切です。 FXも基本がなければ勝てません。

基本の基本を、これらの書籍で学んでください。

 

 

ステップ2 FX(外国為替取引)を学ぼう!!

 

『本日の外国為替相場は、ドル円が1ドル78円で取引されています。』

このようなセリフをニュースで聞いたことがあると思います。

この外国為替というのが、FXです。

英語で書くと、Foreign Exchange(頭文字をとってFX)

 

外国為替相場は、1日で300兆円が動く、世界で最も巨大なマーケットです。

日本の国家予算が年間100兆円なので、その巨大さが分かると思います。

この取引に参加しているのは、巨額の資金を運用する機関投資家です。

機関投資家とは、ヘッジファンドや投資銀行、年金基金などの組織です。

彼らは巨額の資金の運用先のひとつとして外国為替相場に投資しています。

 

では、私達のような個人は参加できないのか?

もちろん、参加出来ます!!

世界中の個人投資家が、外国為替相場の取引に参加しています。

 

では、どのように参加するのか?

FXの実際の取引は、インターバンクという場所で行われています。

個人が直接、インターバンク(外国為替マーケット)に行っても取引は出来ません。

まず、FX会社に口座を開き、資金を入金する必要があります。

そのFX口座を通して取引します。

 FXの仕組み

売り買いの注文は、全てFX会社を通して発注されます。

利益が出た場合は、口座に利益が即座に反映されるし、

損失が出ても即時に反映されます。

 

FX会社を中継しているので手間がかかっている様に見えますが、

そんなことはありません。

全てがオンラインで繋がっていて、クリックするだけで瞬時に取引が可能です。

 

口座を開いて入金するだけで、誰でも簡単に取引に参加できる

これがFXの魅力のひとつです。

 

次に、“どういう理屈で儲かったり損したりするのか?”を解説します。

 

FXは、為替レートの差益を狙うのが一般的な稼ぎ方です。

例えば、為替レートが「1ドル=100円」の時に10万円で1000ドル買いました。

その後、為替レートは「1ドル=110円」になったとします。

手持ちの1000ドルを円に交換すると11万円になり、1万円の利益になります。

利益になる場合

逆に、為替レートが「1ドル=90円」になったとします。

手持ちの1000ドルを円に交換すると9万円になり、1万円の損失になります。

損失の場合

このように、為替レートの差額が損益に繋がります。

儲ける為には、適当に取引するのではなく、この差益をきっちりと狙っていくことが

重要です。

このケースでは、10万円分の取引をしていますが、

これが100万円になれば10万円の利益になるし、10万円の損失になる可能性も

あります。

こういった差益を狙う売買を繰り返して、利益を積み上げていくのが

一般的なFXのトレード方法になります。

 

FXには、もうひとつの大きな特徴があります。

それは、

FXは24時間いつでも取引出来る!ことです。

外国為替市場は、24時間眠らないマーケットです。

土日を除き、24時間いつでも取引に参加することが可能です。

 

FXは24時間取引できる

 

日中仕事をしているサラリーマンでも、子育てに追われる主婦でも、

空いている時間に取引ができます。

それはたとえ深夜であっても、早朝であっても同じです。

 

時間的余裕を見つけて、その中で利益を作っていける

これは、FXの大きなメリットです。

以上が、基本的なFXの仕組みになります。

 

ステップ3 FXに必要なPCやネット回線

 

FX初心者にとって、気になることのひとつに、

「FXを取引するには、何が必要なのか?」 というのがありますよね。

 

FXの取引には、口座にアクセスできるインターネット回線と端末が必要です。

ネット回線は、ADSLでも光回線でも大丈夫です。

端末は、パソコンでもスマートフォンでも構いません。

 

FX取引に必要な物

 

*FX口座

*ネット回線

*パソコンやスマートフォンなどの端末

 

この3つさえあれば、世界中どこにいても取引することが可能です。

世界中どこからでも取引可能

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、私のトレード環境はこの様な感じです。

 ↓↓↓

トレード環境

ネット回線は、光回線です。

ADSLでも大丈夫ですよ! さすがに、ダイアルアップは厳しいですが・・・

通常時はノートPCでトレードしていますが、外出時はスマホで取引しています。

 

FX初心者が悩むことの1つに、モニターの数があると思います。

いったい何枚のモニターが必要なのか?

 

最初は1枚でいいと思います。  “最初は”です。

しかし、トレードを重ねていくうちに、1枚のモニターではいろいろと不便なことが

起きてきます。

不便を感じたら、1枚追加しましょう。

最近のノートPCは、外部接続するだけで簡単にマルチモニターにすることが

可能です。

私は現在、モニター3枚でトレードしています。

 

以前は、こういう感じでした。

以前のモニター

 

トレーダーって感じですよね(笑)

でも、モニターが多ければ勝てるようになるかと言えば、答えはNOです。

モニター1枚でも、億を超える資産を築いたトレーダーがいますし、

モニターの数は問題ではありません。

 

大事な事は、自分がトレードしやすい環境を作ることです。

自分が処理できる情報の範囲で、モニターの枚数を考えてみてくださいね。

 

ステップ4 レバレッジはFXの基本

 

FXでは、少額の資金でもレバレッジをかけて取引できます。

レバレッジとは、テコの原理のように小さな力で大きなものを動かす手段です。

資金の数倍~400倍の金額で大きな取引ができる、それがレバレッジです。

 

例えば、

資金10万円で10倍のレバレッジで取引すると、100万円分の取引が

可能になります。(その分、損失も大きくなるリスクがあります。) 

レバレッジ

このレバレッジは、大きな武器になります。

少ない資金をダイナミックに回転させる、そして利益を膨らませていく

そういった資金運用ができるのは、他の金融商品にはないFXの大きなメリットに

なります。

 

現在、国内FX会社のレバレッジは25倍までと規制されています。

数年前までは、レバレッジ100倍、200倍が当たり前だったんですよ!

その頃は、少額の資金でも十分勝負出来ました。

”10万円スタートで億った!!”

そんな景気のいい話も聞いたことがあります。

レバレッジが25倍に押さえられたことで、一攫千金を狙うような取引は難しく

なりましたが、他の投資に比べればチャンスがあります。

ちなみに株の場合、レバレッジは3倍までと決められています。

 

少額の資金でFXを始める場合、

このレバレッジを有効に使っていかなければなりません。

レバレッジを効かせて、ある程度までコツコツ増やしていく。

まとまった資金が出来たら、より大きな利益を狙っていく。

そういったアグレッシブな資金戦略も、FXには必要になってきます。

 

FX初心者には、レバレッジがいまいちピンとこないかもしれません。

他のサイトを見てみると、何やら難しいことが書いてありますよね、

実効レバレッジやら業者レバレッジやら。

私も、初心者の頃は意味が分かりませんでした(/ω\)

でも、大丈夫です!

実際にトレードをしていけば、すぐに理解できます。

 

「レバレッジがよく分からない。FXってなんだか難しそうだ・・・」

そんなこと全くありませんよ!

今の段階で分からなくても、問題ナッシング!! 次に進んでいきましょう♪

 

ステップ5 デモトレードを始めてみよう!!

 

パソコンもあるしネット回線もあるし、よし次は口座開設だ♪

ちょっと待って!!

その前に、デモ口座を利用して練習したほうがいいですよ。

 

デモ口座とは、FX会社が実際の取引環境と同じ環境を練習用として提供している

口座です。

デモ口座は、多くのFX会社が無料で提供しています。 無料です。

 

FX初心者がいきなり実弾を投入してトレードするのは、無謀すぎます。(||゚Д゚)ヒィィィ! 

まずは、無料で使えるデモ口座でデモトレードをしてみましょう。

いくら損しても懐は痛まないので、ガンガン取引出来ます。

 

最初は、レートの見方から注文方法まで、さっぱり意味が分からないと思います。

でも、すぐに慣れます。

慣れたからと言って、すぐに実戦に移るのも止めた方がいいかな。

ちゃんと利益が出せるようになってから実戦に移ることをお奨めします。

 

なぜって、デモトレードで勝てないのに、リアルトレードで勝てる訳がありません。

そんな簡単な世界ではありませんよぉ。

新規参入者の8割が資金を失うと言われています (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

まずは、デモトレードでしっかり経験を積みましょう!

 

と、ここまでは教科書的な話です。

ここからは、今まで話したことと全く違うことを書きます。

私の経験から言えば、デモトレードは実戦ではあまり役に立ちません。

 そうです、

実戦では役に立たないんです!

 

どうしてか?

なぜなら、デモトレードは本当にお金を失うわけではないからです。

実際に、リアルでトレードしてみると、すぐに私の言っていることが理解できます。

デモトレードは、あくまでもバーチャルなので適当にトレードしてしまいます。

『いや、そんなことはない。デモとはいえ、真剣にやっている』

それは違うんですよね。

デモトレードなら、失敗しても実際にお金が減るわけではない。

そう無意識に思っているのです。

 

実戦では、緊張感が違います。

資金を失うリスクが、本当にあるからです。

正しい判断も出来なくなります。

デモトレードでは上手くいっていたのに、実際にトレードしてみると全然勝てない・・・

それほど、リアルとデモでは、精神的に全く違うトレードになるのです。

 

私の経験から言うと、

デモトレードで数か月練習するより、実際に自分のお金を使ったリアルトレード

を数日やるほうが、トレーダーとして成長出来ます。

 

オススメのやり方はこうです。

FX口座を2,3か所に開設します。もちろん、リアル口座ですよ。

そして、口座を開いたFX会社でデモ口座を申請します。

3分くらいでデモ口座は開設出来るので、すぐに使ってみます。

 

使う理由は、ひとつ。

そのFX会社の操作性と注文方法に慣れるためです。

3回くらい買ってみたり、売ってみたりしてください。

ここでのポイントは、デモトレードは数回やればOKだと言うことです。

勝った負けたは、気にしないでください。

あくまでも、慣れるためです。

ここでドップリとデモトレードに浸ってしまっても、時間の無駄です。

 

それぞれのデモを軽く試してみて、気に入ったFX会社に入金しましょう。

そして、最少取引数で実戦トレードをスタートしてください。

ビビりながらでいいんです!

誰だって最初はそうです。

その緊張感が大切なんです。

 

こういったことは、FX書籍や入門書には書いてありません。

ですが、FX経験者なら私の言っていることが理解できると思います。

ぜひ、参考にしてくださいね。

 

ステップ6 トレードスタイルを決めよう!!

 

トレードスタイルは、5つのスタイルに分けることが出来ます。

トレードスタイルの説明

 

スキャルピングとは、数秒から数分で決済を繰り返して小さな利益を重ねていく

超短期のトレードスタイルです。もともと、“頭の皮を薄く削ぐ”という意味。

その言葉のとおりに、相場から薄く素早く利益を削ぎ取っていくイメージです。

このスタイルのトレーダーを、スキャルパーと呼びます。

 

デイトレードとは、数分から数時間で決済して、その日のうちにトレード終了させる

短期のトレードスタイルです。ポジションを翌日には持ち越しません。

このスタイルのトレーダーを、デイトレーダーと呼びます。

 

スイングトレードとは、数日から数週間にかけてポジションを持ち、大きな利益を

狙っていくスタイルです。取引期間が長いため、値幅も大きくなります。

常時、為替レートを気にしなくてもいいため、会社勤めの方には人気があるスタイル

なります。

 

ポジショントレードとは、スイングトレードを更に長くしたスタイルです。

期間は、数週間~数ヶ月におよび、長期トレンドの流れに乗って行きます。

基本的に、スイングでエントリーしたポジションが更に伸びると判断できれば、

ポジショントレードに延長するというパターンが一般的です。

 

スワップトレードとは、スワップポイント獲得のために、高金利通貨を買って、

長期間におよびロングポジションを保有するスタイルです。

スワップポイントとは、2つの通貨の金利差を言います。

通貨には、高金利通貨と低金利通貨があります。

 金利差の説明

 

例えば、豪ドルは高金利通貨ですし、円は低金利通貨です。

豪ドル/円の取引(豪ドルを買って、円を売れば)、

豪ドルの金利-円の金利=スワップポイントが毎日配当されます。

ポジションの大きさによって変わってきますが、

毎日数百円~数万円手元に入ってきます。

スワップポイント

 

長期で持てば持つほど、スワップポイントが入ってくる仕組みになります。

 

これだけ聞くと、オイシイ取引に聞こえますが、実はそうでもありません。

数年前まで、このスワップ派のトレーダーは多くいましたが、

リーマンショック以降その多くが姿を消しました。スワップポジションを持つと、

どうしてもそのポジションを維持しようとしてしまいます。

スワップポイントが欲しいからです。

そして、リーマンショックなどの大きな下落に襲われると耐えられなくなり、

損失を出してしまうのです。

 

もちろん、今まで受け取ってきたスワップポイント分の利益は吹き飛んで

しまいます。

それに加えて、近年は各国の金利が低下しており、金利差自体が小さくなって

きています。そういう状況では、スワップトレードの旨みも少なくなっています。

あくまでも、現在はあまり旨みのあるトレードではありませんが、

金利が上昇していけばチャンスになります。

 

以上が、簡単な各トレードスタイルの説明になります。

時間軸でいうと、

スキャル<デイトレード<スイング<ポジション、スワップ となります。

それぞれのスタイルにはメリット、デメリットがあるので

自分の性格や生活のリズムにあったトレードスタイルを見つけることが

大切ですね。

 

ステップ7 トレード通貨ペアを決めよう!!

 

どの通貨ペアでトレードするのか?

これは、FX初心者であれば誰もが迷う問題です。

まずは、通貨の基本の基本を覚えてください。

 

通貨ペアの基本①

通貨には、メジャーとマイナーの2種類があります。

メジャー通貨は、ドル、ユーロ、円、ポンド、フランです。

これらの通貨は、取引量も多く世界中で売買されています。

それ以外はマイナー通貨になりますが、マイナーだからと言って人気がない訳では

ありません。

例えば、豪ドルは資源国通貨であり、高金利通貨でもあります。

こういった通貨は、マイナーであっても積極的に売買されます。

 

通貨ペアの基本②

意外と忘れられがちになりますが、世界の基軸通貨は、米ドルです

為替の世界では、常に米ドルが主人公なのです。

この事実を踏まえ、次を読んでください。

 

通貨ペアの基本③

通貨ペアには、ドルストレートとクロスの2種類があります。

ドルストレートとは、対ドルでのペアになります。

ドル円もストレートです。ユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドル、

フラン/ドル、

これらは全て、ドルストレートになります。 対ドルの通貨ペアですね。

 

ストレート以外の通貨ペアを、クロスと言います。

ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円などの通貨ペアがクロスになります。

 

知っていましたか?

ユーロ/円を取引する場合、ユーロと円を直接交換出来ないことを。

ユーロ/円だけではなく、ポンド/円、豪ドル/円でも、全てのクロス通貨ペアは

直接交換出来ないのです。

 

『でも、普通に交換されているよね?』

そう見えるだけです。

実は、円でユーロを買う場合、一旦円でドルを買います。 円→ドル

このドルで、ユーロを買います。 ドル→ユーロ

 

整理すると、

円でユーロを買いたい場合、円→ドル→ユーロ と一回ドルに両替しないと

ユーロを買うことは出来ないのです。

この作業が一瞬で行われているため、見た目には、そういう手順は分かりません。

 

海外旅行や空港などで両替する時も同じです。

一見、直接両替している様に見えますが、実は1回ドルに両替されているのです。

 

このように、一回ドルに両替しないと他の通貨を取引できないという決まりに

縛られて、クロス通貨は動いています。

 

なぜなら、ドルこそが世界の基軸通貨だからです。

これが為替相場の絶対的ルールだということを覚えてくださいね。

 

 

ステップ8 注文方法を学習しよう!!

 

FXには、数種類の注文方法があります。

これが、FX初心者にはややこしいんですよね。

指値とか逆指値とかでも混乱するのに、更にIFDとかOCOとかアルファベットまで

はいってくる始末。

慣れれば簡単なんですよ、どの注文方法も。 慣れればです。

まずは、どんな注文方法があるのか見てみましょう。

 

注文方法の種類

 

この6種類が代表的な注文方法ですが、

いきなり全部をマスターするのは大変なので、

初心者の方は、基本注文方法である

「ストリーミング注文」「指値注文」「逆指値注文」

3つをまず覚えましょう!

 

詳しい解説はこちらから

 

ステップ9 テクニカルを覚えよう!!

 

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2012年8月26日

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