EMA(移動平均線)とは?
かなり使えるテクニカル、それがEMAです!!
私もEMAをチャートに表示させています。
ここでは、EMAについて解説します。
基本の基本 Moving Average
では、テクニカル指標の解説をしていきます。
最初に紹介するのは、Moving Average (移動平均線)です。
略してMAと呼ばれています。
MAは、テクニカルの基本中の基本です。
基本的なものだからあまり使えないのでは?
そんなことは全くありません!!
極めると、このMAだけで大きな利益をあげることも可能です。
実際、世界中のトレーダーに、MAの愛用者が数多く存在します。
それほど優秀なテクニカル、それがMoving Average(移動平均線)なのです。
MA(移動平均線)とは、その名称のとおり価格の動きを平均化して線状にしたものです。
滑らかな線状にすることによって相場の方向性を判断しやすくなります。
MAは現在のトレンドを判断するのにも有効で、MAが上向きなら「上昇トレンド」
下向きならば「下降トレンド」と一目で判断できるところがメリットです。
こういうことから、MAはトレンド系のテクニカル指標になります。
MAは過去の値動きと現在の価格を平均化しています。
5MAであれば、ロウソク足5本分の平均 10MAであれば、ロウソク足10本分の平均 200MAであれば、ロウソク足200本の平均 |
それを滑らかな線状のグラフにしたものが、MAです。
↓のチャートの黄色い線がMAになります。
このチャートでは20MAを表示させています。
20なので、ロウソク足20本の平均になります。
現在の価格から直近の20本分を平均線状化しています。
① 黄色の20MAが、下向きになっているのが分かります。
この場合、トレンドは↓だと判断できます。
売買をするなら、“売り”でエントリーする局面になります。
② 黄色の20MAが、上向きになっています。
この場合、トレンドは↑だと判断できます。
売買をするなら、“買い”でエントリーする局面になります。
このようにMAの向きひとつで、トレンドの向きを判断することができます。
EMAとは?
MAは、多くのFX書籍などで解説されています。
先程説明したとおり、MAはおおまかなトレンドを把握するには優秀です。
しかし、MAは反応が遅いという短所があります。
教科書に書いてあるからといって、そのままトレードに使うと、
あまりよいパフォーマンスは得られません。
そこでオススメなのが、EMAです。
EMAは、Exponential Moving Averageの略で、
ただ単純に過去の値動きを平均化するのではなく、より直近の値動きを重視して
算出されたMAです。
これはどういうことかというと、通常のMAより反応が早くなるということです。
反応が早い分、相場の流れを敏感に感じることができ、
トレードのパフォーマンスが向上します。
EMAを勧める理由は、もうひとつあります。
それは、EMAが世界中のトレーダーに使われているという事実です。
特に欧米のトレーダーは、普通のMAよりEMAを好んで使っていて、
それはユーロなどの値動きとEMAとの関係を見ているとすぐ分かります。
EMAの特徴
* 通常のMAより反応が早い
* 世界中で使われている
以上が、EMAの解説になります。
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2012年9月4日 | コメント/トラックバック(0) |
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